徒然と書いていこう

2016年05月01日

人間性。

タイトルを振り返ると、どうも似たような記事ばかりになりそうです。

最近、よく業界の中でそう思わずにいられない出来事が続きます。

先日知人の勤めるところで怪しげな機材を導入したということを耳にしました。


いろいろ調べると、外国からやってきたトンデモ系、ニセ科学系。これからの医療を変えるらしいとの触れ込み。突っ込みどころ満載。

似たような機材は過去に摘発を受けている。消費センターの評価でも科学的な効果はないとのこと。

詐欺まがいのことはやめるようにと伝えたら、

ちゃんとしたものだという返事。

ガクっときましたが、調べた結果を順に説明すると納得されたみたい。

鍼灸大学時代の卒論は脳波を測定したのですが、頭にたくさんセンサーをつけ、シールドルームで物音を立てないように、動かないように測定して、なんとかできるみたいな感じでした。

つまり、医学的に身体の状況を正確に測定するということは、本当に困難で高度な技術と理論が必要とされます。そしてその中でわかることは、その範囲内で決まっていることです。

そして、その測定法には根拠となる理論があり、実証されているから検査結果を信用できるということになります。

鍼灸はわかっていないことばかりですが、大学の研究している先生方は、日夜なんとかメカニズムを解明しようと頑張っています。

学生時代、教授に「ひとつのことは10年かかって、やっとちょっとわかる」といわれた時、正しいことは想像を絶する努力のもとになりたつものなのだということを今でも覚えています。

そんな鍼灸の世界は、怪しいもののオンパレード。

僕もその一員なのかもしれませんが、鍼灸で効果が表れたという経験則のもと、臨床家は自身の経験をもとに技量を磨いています。

現代医学的に解明していないからといって、または解明できないからといって、したい放題できるのも現状です。

だからこそ、自省が必要ですし、怪しいものには近寄らないということが大切です。

東洋医学の知識と現代医学の知識も入れていないと、ニセモノをつかまされます。

話は本題に入ります。

修業時代人間性をこっぴどく言われました。

当時はそんなもんかと聞き流していましたが、最近身にしみています。

では、自分なりにそういう機材を導入する人の特徴を考えてみました。

研鑽してきた技術がない
本当の意味での自信がない
偏った知識
正攻法ではやっていけないということ
偉くなりたい、認めてもらいたいという心の現れ
手を使わずにお金が欲しい
手っ取り早くお金が欲しい
高度で特殊な技術に憧れるが、できない自分へのコンプレックス
うそつき
実は口だけ

というところでしょうか。

鍼灸師は、はりと灸を業とする職業です。

手を使わない、手を作らないということでお金をもらう職業ではありません。

鍼灸師というだけで信用される場合があります。(されない場合ももちろんあります)

でも、その信用を逆手にとって人に何かをするということは、間違いです。

ただでさえ怪しイメージを持たれる業種です。

それを振り払おうと今まで頑張ってきましたし、同じように先人たちも努力してきました。

だからこそ、本当のことをちゃんとしていかないといけません。

そのためには、自分という人間を省みて、考えながら行動しないといけません。

考えても、本当に正しいか検証しないといけません。

そうやって進んでいかないと、いつの間にか詐欺師の仲間入りになってしまいます。



知人は気づいたみたいで本当に良かった。

でも上司に丸め込まれないか心配しています。

そして、また誤った道に進んでしまったら、もうほおっておこうと思っています。

その人の人生ですから。

検挙されたり痛い目に合わない限り、わからないのは悲しいことですが。






posted by あけぼの at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

GWのおしらせ。 

かなり遅くなりましたが、GWのおやすみのお知らせです。

5月2日(月)通常通り診療しています。

5月3日(火)休診
5月4日(水)休診
5月5日(木)休診


5月6日(金)〜通常通り診療していきます。

以上よろしくお願い致します。

あけぼの鍼灸院
posted by あけぼの at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする