徒然と書いていこう

2019年04月30日

平成大みそか。

本日で平成は終わり。

当院も本日、平成最後の診療を終えました。

などとかくと何か感慨深いものでしょうが、残念ならがら連休間の一日としていつの間にか終わっていました。


平成創業の鍼灸院ですから、令和20年ぐらいで老舗とか言われるのかなと思ったりします。

ですから、まだまだ平成を振り返る、とかはいかない気がします。

一年の大みそかとは違う、元号という時代の変わり目。

どうなるのかとちょっとの期待といくばくかの不安。

業界の動きとかはあまりわかりませんが、なんか落ち着いてきた感があります。

雨後のタケノコのように鍼灸院が増える時代は過ぎてきたのかも。

学会などをみていても不妊症の鍼灸も黎明期を過ぎ、良く言えば円熟、悪く言えば停滞となっているようにみえます。

私が鍼灸大を卒業したころにはこれからは東洋医学!!という熱を感じました。

色々な病気に鍼灸が良い!エビデンスを見つける!そして医療に新風を吹かせまくる!という熱さがどこかしこで見られたものです。


しかし、みているに技術の伝承がうまくいかず、良い腕の先生方が隠居をはじめ、営業的に成功を収めることを目的とする人たちが増えてきました。

そしてその方々も徐々に減っているようにみえます。

そう、患者様はうまく施術してくれることを望んでいるからです。

サービス面や広告面、自己プロデュースの面ではうまい。

それは、かつての鍼灸業界がサービスの概念等がなかったからでしょう。敷居も高く世の中に受け入れられない状態でした。

しかし、色々なものと組み合わせたり、メディアに出たりして知名度的には上昇しました。

その結果、コアとなる技術をおろそかにしたのだと思います。

「技術を磨いても食べていけなければ意味がない」という風潮。

それは間違いだと思っていましたが、やはりということ。

修業事態を否定し、勤務というただノウハウを学ぶために勤める。

極端なことを言えば雇う側もただの人手として雇う。

そういう時代が平成末期の状態のような気がします。


さて、次はどうなるのか。

医学の進歩がAIやらビックデーターやらipsやらの登場で加速度的に進歩していく時代が次の令和だと思います。

鍼をただの物理的刺激、という風にみなすなら解明されることも可能だと思います。

しかし、伝統的な東洋医学の手法がすたれていくと、ただのオカルト扱いになり下がることでしょう。

古来伝説的な武術が、武道に代わることにより普及したものの、スポーツとなり、技自体は形だけのこり、その形すらあやふやになり、ポイントを取ることと勝ち負けにまでなってしまったように。

そんな中、小さい鍼灸院ながら技を磨いたり、古来の方法を夢想したりして「鍼灸」というものを極めていきたいと思っています。

まぁ、かっこよすぎですね。

できる範囲で、ということで。。




posted by あけぼの at 22:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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